【実験動画】再結晶とは?原理や方法を実験例とともに解説

【実験動画】再結晶とは?原理や方法を実験例とともに解説

再結晶とは、溶解度の差を利用して固体どうしの混合物を分離する方法です。計算問題でも頻出の「再結晶法」の原理と方法を、硝酸カリウムと塩化ナトリウムを例に解説します。

再結晶とは

再結晶とは、溶解度の差を利用して固体どうしの混合物を分離する方法です。

固体の溶解度とは溶媒(液体)100gに溶け得る最大の質量のことです。物質の溶解度は温度により変わるため、このときの溶解度の差を利用して物質を分離します。この方法で析出させ取り出す事ができる物質は、温度によって溶解度が大きく異なる物質です。

【頻出の具体例】KNO3とNaClの混合物の分離

硝酸カリウムKNO3は温度による溶解度の差が非常に大きいため、高温のKNO3飽和水溶液を冷却すると、多くの固体が析出します。

それに対し、塩化ナトリウムNaClは温度による溶解度の差が小さいため、同じように高温のNaCl飽和水溶液を冷却してもほとんどNaClの固体は析出しません。

溶解度のグラフ(硝酸カリウム・塩化ナトリウム)

そのため、KNO3とNaClの混合物を高温で高濃度の水溶液にした後に冷却すると、純粋なKNO3を固体として分離する事ができます。

混合物の分離法まとめとして、「ろ過・蒸留・分留・再結晶・抽出・昇華法・クロマトグラフィー」の見分け方を学びたい方は混合物の分離法の見分け方まとめと練習問題を参照してください。

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