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【3分でわかる】ビュレットとは?使い方と注意点について図で解説

ビュレットの使い方

ビュレットは液体を少量ずつ滴下する器具で、滴下した量を精密にはかることができます。細長いガラス管に目もりがついており、コックを回すとガラス管の中に入れた液体が滴下します。本記事では、ビュレットの用途、ビュレットの使い方及び注意点を解説します。

ちなみに僕は10年以上にわたりプロとして個別指導で物理化学を教えてきました。

おかげさまで、個別指導で教えてきた生徒は1000名以上、東大京大国公立医学部合格実績は100名以上でして、目の前の生徒だけでなく、高校化学で困っている方の役に立てればと思い、これまでの経験をもとに化学の講義をまとめています。参考になれば幸いです。

ビュレットとは

ビュレット
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ビュレットは液体を少量ずつ滴下する器具で、滴下した量を精密にはかることができます。細長いガラス管に目もりがついており、コックを回すとガラス管の中に入れた液体が滴下します。

ビュレットの使い方と注意点

ビュレットの使い方
ビュレット台にビュレットを固定します
コックが閉まっていることを確認してから、ガラス管の上から液体を注ぎます
滴下する前に、下にビーカーなどを置いてコックを開け、中の空気を追い出します
滴下前と滴下後の目もりを読み、滴下量を出します

POINT

ビュレットを使用する際、あらかじめ蒸留水で洗った後,中に入れる溶液で洗ってから使用します(共洗いといいます)。

なぜなら、ビュレットに入れる溶液の濃度が変化してはいけないので、蒸留水で洗って濡れたまま使用すると、その水滴のせいで溶液が薄まってしまうため、中に入れる溶液で洗っておく必要があります。

実験器具全般の確認をしておきたい人は【完全版】中和滴定の滴定器具の使い方と違い(練習問題付き)を参考にしてください。

さいごに

ビュレットを含め滴定器具は、中和滴定または酸化還元滴定の問題の際、ついでによく聞かれることなので、まとめて覚えておきましょう。

なお、復習はタイミングが命です。僕がこれまで1000名以上の個別指導で、生徒の成績に向き合ってきた経験をもとにまとめた化学の勉強法に記載しています復習のタイミングについても参考にしてもらえれば幸いです。

また、本記事をググってくださったときのように、参考書や問題集を解いていて質問が出たときに、いつでもスマホで質問対応してくれる塾はこれまでありませんでした。

しかし、2020年より駿台がこの課題を解決してくれるサービスmanaboを開始しました。今のところ塾業界ではいつでも質問対応できるのは駿台だけかと思います。塾や予備校を検討している方の参考になれば幸いです。

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